ついにお引越し~わたしだけの安全基地とのお別れは思った以上にさみしい~

結婚するので、今まで住んでいたひとり暮らしのお部屋から、ふたり暮らしのお部屋に引っ越しをします。

ふたり暮らしはとっても楽しみ。気に入ったお部屋を契約できたし、毎日大すきな人がすぐそこにいるし、ふたりで暮らしを作っていくことにわくわくしています。

ただ、新しい暮らしが楽しみだからと言って、今のお部屋とのお別れがさみしくないわけじゃない。

今回は今のお部屋との思い出を振り返ってみたいと思います。

もくじ

厳選したお気に入りのモノだけのお部屋

今のお部屋には社会人になってから住み始めました。

大学生までは実家で暮らしていたので、初めてのひとり暮らし。

モノは少なめで余白が多い、白と木がベースのシンプルなお部屋にしました。

お気に入りの厳選したモノに囲まれた空間にしたかったので、大きな家具は時間をかけてお気に入りを吟味しました。

入居当初は机がなくて、お気に入りに出会うまで実家から持ってきた小さな折り畳み式ちゃぶ台でご飯を食べていたのを覚えています。

今周りを見渡すと、ちゃんとお気に入りの精鋭に囲まれているなと思います。

  • 木のすのこベッド
  • とても軽いフィルム姿見。硝子ではなく割れないので、防災にも効果的。
  • 本当にお気に入りのデスクとイス。何度も見に行って、セールの時にやっと買ったもの。
  • 丸いダイニングテーブル
  • 結構お部屋の雰囲気を左右するカーテン。防炎、遮光、透けにくい。
  • 観葉植物

人生で一番長く住んだお部屋

実は今までの人生で一番長く住んでいるお部屋が今のお部屋です。

親が転勤族だったので、数年ごとにお引越しを繰り返してきました。なので改めて考えると、今のお部屋がいちばん長く住んでいました。自分だけの部屋ということに加えて、期間も長いので、やっぱり愛着はすごくあります。

一回引っ越すことも考えたのですが、やっぱりこの部屋に住み続けることを選んだのは、お気に入りのモノを揃えただけではなくて、そもそもこのお部屋が良かったから。

治安も設備も周辺環境も充実していますし、路線と最寄り駅も気に入っていて、便利でした。

  • オートロック
  • モニター付きインターホン
  • トイレは陶器(プラスチックだと汚れやすいですよね…温水便座とか要らないのでキレイなほうがいい)
  • ガスコンロ(オール電化よりガスが好き)
  • ウォークインクローゼット
  • 宅配BOX
  • すこし広めの1K
  • 築年数はすこし古いけど、きれいに管理されている物件
  • 2駅使える
  • 夜歩いても怖くない帰り道
  • スーパー、ドラッグストア、コンビニが徒歩圏内にたくさん

うん、とても恵まれた環境でした。

賃貸のお部屋を少しでも自分好みにするためにやった工夫もぜひ読んでね!

社会人生活を一緒に乗り越えてきた、わたしの安全基地

社会人生活初期は、わたしにとって結構ハードで激動だった時期なのですが、その時期を一緒に乗り越えてきたお部屋です。ここがわたしの心の安全地帯でした。

人見知りだし、ガラスのハートだし、気にしいのわたしには社会人1年目は本当にしんどかった。知らないおじさんたちに囲まれて、今では彼らも不器用だったし新人の若い女の子になれていなかったことがわかるのでもはや可愛いのですが、何を考えているのかどんな人なのか全く分からず、びくびくしていました。さらに業務内容も全く知らない分野で、この人たちは日本語を話しているのか?レベルで話にもついていけませんでした。毎日仕事を辞めたいと思っていたし、ストレスで体調悪くなったり、しょっちゅう泣いたりしながらも、朝から夜遅くまでがんばって会社に行っていました。会社では常に気を張っているから、おうちに帰るのが本当に救いだった。

配属当初は実家から通ってみようとしたのですが、終業がそもそも遅いのに、2時間くらいかけて帰ると、わたしの体力は持たなくて、今のお部屋に引っ越しました。体力的に通勤時間が短くなったことはありがたかったし、通勤ラッシュに乗るストレスからも解放されて、あの時引っ越しをする決断をして本当に良かったです。

2年目後半からは仕事が楽しくなってきたのだけど、はやく成長したくて、色々背伸びをして、怒られたり失敗したり悔しかったり理不尽さに憤慨したり、その分嬉しかったりやりがいもあったり、泣いたり笑ったり忙しかった。感情もキャリアもジェットコースター時代を乗り切れたのも安全基地があったから。

わたしの安全基地だからこそ、あまり人を呼ぶのは好きではなく、本当に心を許した人たちしか中に入れていないのですが、この部屋で一緒にパーティーしたりおしゃべりしたりご飯作ったりゴロゴロしたりした人たちを思い出すとしあわせが溢れています。

この部屋で暮らすのもあと数週間。最後の数週間を大切に暮らして、思い残すことなく新しいふたり暮らしを始めたい。人にも場所にもコミュニティにも最初は慣れるのに時間が掛かるけど、慣れると人一倍愛着を持つタイプなので、あたらしいお部屋もきっとだいすきになります。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
もくじ